2023年5月15日月曜日

処方された薬_11

エナラプリルマイレン酸塩錠2.5mg 降圧剤/ACE阻害薬/持続性アンジオテンシン変換酵素阻害剤 血圧を下げる薬。 高血圧症や心不全の治療に用います。血圧を上げる「アンジオテンシンⅡ」という体内物質の生成をおさえます。 これにより、体の血管が広がり、また水分や電解質が調整されて血圧が下がります。 心臓や腎臓の負担を軽くする効果もあります。 おもに高血圧症の治療に使用されています。 病状にもよりますが、心臓病(心不全など)や腎臓病(腎硬化症、糖尿病性腎症など)にも有効です。 血圧を適切にたもつことは、将来起こるかもしれない脳卒中や心臓病、腎臓病を防ぐことにつながります。

2023年5月14日日曜日

処方された薬_10

セララ錠50mg 降圧剤/アルドステロン阻害薬/選択的アルドステロンブロッカー 血圧を下げ、心臓を守るお薬です。高血圧症や慢性心不全に用います。 おもに腎臓に作用し、体の余分な塩分(ナトリウム)を水分とともに尿中に排出します。 結果、むくみがとれ血圧が下がります。 血圧を適切に保てば、将来起こるかもしれない脳卒中や心臓病、腎臓病を防ぐことにつながります。 血圧降下作用に加え、心臓を守る作用もします。 このため、心臓の働きが弱っている“慢性心不全”にもたいへん有用です。 実際、標準的な心不全療法にこの薬を追加すると、予後が改善されるという研究結果が得られています。

2023年5月13日土曜日

処方された薬_09

カルペジロール錠2.5mg 降圧剤/β遮断剤/持続性 高血圧・狭心症治療剤" 血圧を下げる薬。 高血圧症のほか、狭心症や心房細動、心不全の治療にも用います。 血管を広げる作用と、心拍をおさえ心臓を休ませる作用があります。 作用メカニズムは、交感神経のα受容体とβ受容体を遮断することです。 両方の受容体に働くことで、降圧作用が強まり、逆に副作用は軽減されます。 高血圧症に用いるほか、狭心症や心房細動に対する効能もあります。 心不全には基本的に禁忌なのですが、病状によっては有効なことが分かってきました。 心臓の負担が軽くなり、予後の改善(長生き)につながる可能性があるのです。 狭心症や心筋梗塞あるいは拡張型心筋症にともなう慢性心不全に対し、専門の医師により慎重に処方されます。

2023年5月12日金曜日

処方された薬_08

エリキュース錠2.5mg 血液凝固阻止剤/Fxa阻害薬/経口FXa阻害剤 血液を固まりにくくする薬。心房細動による脳卒中や静脈血栓塞栓症の治療に用います。 心房細動では、脈拍が無秩序に速く細かくなります。いわば心臓がけいれんし震えているような状態です。 このため、心臓内の血流がよどみ、血の塊り血栓ができやすくなります。 こわいのは、血栓がはがれて脳動脈に流れ込み、脳卒中(虚血性脳卒中、脳梗塞)を起こすことです。 このタイプの脳卒中は心原性脳塞栓症とも呼ばれ、しばしば重症化します。 また、血栓が脳以外に運ばれ、まれに全身性塞栓症(腎梗塞、腸梗塞、心筋梗塞など)を起こすこともあります。

2023年5月11日木曜日

処方された薬_07

酸化マグネシウム330mg錠

便の水分バランスなどを調整することで排便を促す薬
尿路シュウ酸カルシウム結石の発生予防胃炎の症状の改善
胃炎の制酸作用
胃潰瘍の症状の改善
胃潰瘍の制酸作用
制酸剤として使用する場合:酸化マグネシウムとして、1日0.5〜1.0gを数回に分割経口投与する
尿路シュウ酸カルシウム結石の発生予防に使用する場合:酸化マグネシウムとして、1日0.2〜0.6gを多量の水とともに経口投与する
なお、いずれの場合も年齢、症状により適宜増減する

服用した感想
口に入れるとすぐに溶けてしまいます


2023年5月10日水曜日

処方された薬_06

スインプロイク錠0.2mg オピオイド鎮痛薬による便秘症状をやわらげる性μオピオイド受容体拮抗薬 下剤,浣腸剤/その他/経口末梢性μオピオイド受容体拮抗薬 モルヒネに代表されるオピオイド鎮痛薬は、がん痛や慢性疼痛に対し、一般的な鎮痛薬が効かないときに用いられます。 強力な鎮痛作用をもつ半面、副作用として頑固な便秘を起こしやすいのが難点です。 このお薬は、そのようなオピオイド誘発性便秘症に有効です。 オピオイドによる腸の運動抑制作用に拮抗し便通をよくします。 疼痛管理の妨げとなる便秘症状をおさえられるわけです。 服用した感想 鎮痛薬を飲むとすぐ便秘になった。 この薬は鎮痛薬とセットですな。

2023年5月9日火曜日

処方された薬_05

センノシド錠12mg 便通をつける。便秘症に用いる。下剤,浣腸剤/植物系/植物性緩下剤
便通をつけるお薬です。便秘症に用います。
大腸を刺激し腸の運動を活発にして排便をうながします。
効果の発現は8~10時間後です。
腸の運動が低下している「弛緩性便秘」に向きます。

服用した感想
即効性がないのでちょっと不満かな